盗聴・盗撮の調査

盗聴する目的とは?盗聴に関して幅広く解説!

浮気や不倫、DVやパワハラなどさまざまな相談を受ける探偵事務所。調査するにあたって、証拠を集める際に行われることが多い「盗聴」。
言葉は知っていても、盗聴に関して本当に理解している人は少ないと思います。

そこで今回は、盗聴する目的や盗聴器の種類など「盗聴」に関して徹底的に解説したいと思います。

 

盗聴の概要と盗聴器の種類

そもそも盗聴とは一体どのような行為なのでしょうか。

秘密録音(無断録音)、傍受なんて言葉もありますが、それらとは似ているようで違います。部屋のさまざまな場所や、電話機などに盗聴器を仕掛け、そこから会話を「盗み聞き」する行為を指すことがほとんどです。何かしらの目的を持ち、ターゲットが決まっていることがポイントです。

仕掛けられている場所も、盗聴器自体の種類も実にさまざま。盗聴という行為と盗聴器の種類について理解を深めていきましょう。

 

盗聴と傍受の違い

盗聴とは、仕掛けたものや場所から発信される電波を利用して会話を盗み聞きすることです。
目的があり、ターゲットも決まっていて、特定の部屋に仕掛けられていることが大前提としてあります。

一方、傍受とはただ単に飛び交っている電波を受信機によってキャッチし、その情報を聞く行為のことを指します。
この場合、特定のターゲットに対して目的を持っていることにはなりませんよね。

また、似た言葉として秘密録音があります。盗聴と秘密録音には、以下のような違いがあります。

秘密録音=相手から同意を得ずに会話を録音すること

盗聴=当事者の同意を得ずに第三者間の会話を録音すること

自分が会話に参加しているか、していないかの違いが大きいですね。

 

盗聴器の種類

続いて、盗聴器の種類を分類別に見ていきたいと思います。

1.使用電源による盗聴器の種類
【電池式】
寿命があるタイプの盗聴器。電池を電源に使います。

【寄生式】
電話回線もしくは、家庭用電源に仕掛けるタイプの盗聴器。電源のある場所にしか仕掛けることはできませんが、寿命があるわけではないので、効果が長いです。

2.有線か無線かによる盗聴器の種類
【有線】
このタイプの盗聴器は、発見することがとても難しく、専門の知識が必要となってくるでしょう。
電話回線やコンクリートマイク、集音機から電灯線と種類も幅広くあります。
類似したもので、後日テープを回収する録音タイプもこの分類の仲間です。

【無線】
一般人でも入手できる多くの盗聴器が、このタイプになります。
コンセントやぬいぐるみ、タンスの裏などあらゆる場所へ仕掛けることができます。
無線のため、一度仕掛けることに成功すれば、離れたところでも電波を受信することが可能です。

3.見た目による盗聴器の種類
【転用型】
携帯電話やワイヤレスマイクがこのタイプの盗聴器になります。

【基板型】
電源や電話に仕掛けるのがこのタイプの盗聴器です。電話線の両端についているコネクター(四角い端子)に仕掛けるタイプ(モジュラージャックと言います)や、二又・三叉ソケットに扮しているタイプも。
自分で調べないとなかなか気づけません。

【日用品偽装型】
ぬいぐるみや電卓など、部屋の中に日常的に置かれているものに扮しているのがこのタイプの盗聴器になります。
最近では文房具に扮したものが多くあり、疑って見てみなければ到底わかりません。
プレゼントで受け取っても、文房具であれば警戒心も低いですよね。

【特殊型】
コンクリートマイクやレーザー式盗聴器がこのタイプになります。
コンクリートマイクとは、壁越しに会話を盗み聞きすることができるアイテム。
部屋に仕掛けられているわけではないので、見つけることが難しいです。

 

盗聴器を設置する目的

それでは、なぜこれらの盗聴器を使用して盗聴をしようとするのか?
盗聴器を設置する目的は、場合によって大きく変化します。

ここでは、目的を見ていくと共に、予想される盗聴元(仕掛けてくる人間)も一緒に考えていきましょう。

・自身に好意を寄せている場合
一般的に言われる「ストーカー」はこのケースが多いです。
芸能人に対するストーカーもそうですが、一般人の間でも考えられます。
好意を寄せ、盗聴を行った結果、好意が嫉妬や憎しみに変化することがとても怖いです。
自身に恋人がいることが知られてしまったり、好意に気づいてもらえないもどかしさから凶行へ走ってしまうケースが少なくありません。
また、同様の理由から、「つきまとい」もストーカーに多く見られる目的です。

・証拠収集を目的とした場合
浮気や不倫の調査を依頼した場合は、この素行調査を目的に盗聴を行います。
ということは、盗聴元は依頼人の恋人や配偶者。そして依頼された探偵だと考えられますね。

・秘密を入手することを目的とした場合
このケースは企業間に多いです。ライバル会社の秘密ないし弱みを握ることを目的としています。実は会社には盗聴器を仕掛けることの場所が多く、特に会議室に設置することが考えられます。会社の盗聴に関しては別記事で詳しく紹介しています。

・素行調査を目的とした場合
配偶者や親などの身内が盗聴元であることが多いのがこのケース。
浮気や不倫に関する調査も、この素行調査に含まれます。
結婚前に相手の素性を知りたい場合、恋人の親が依頼することも。

・相手のことや生活を知りたい場合
このケースは、目的と言うよりも「好奇心」から盗聴を行なっているケースになります。
一体どんな生活を送っているんだろう、部屋にいるときの様子が気になるなど、相手への興味が高い場合ですね。
特に危害を加えるつもりでもなく、ただただ本当に「好奇心」の場合です。
この場合、盗聴元はあなたへ関心がある人間になるので、知り合いの場合もあれば全く知らない人の場合もあります。

・恐喝や訴訟を目的とした場合
このケースも多いですね。この場合、もうお分かりかもしれませんが盗聴元はトラブルとなっている相手になります。
弱みを掴み、それをもとに脅したり、盗聴データをもとに訴訟を起こすことを目的としています。

実は、盗聴元は思ったよりも身近な人間であることがわかりますよね。
相手が自ら盗聴器を仕掛けたのであれば、プロではないので発見することもそう難しくありません。

ここで気をつけなくてはいけないケースが、盗聴元が「ストーカー」の場合です。
あなたに好意を寄せていたり、つきまといを目的として盗聴を行うのであれば、その執着心は並大抵のものではありません。

盗聴器を発見して撤去したとしても、何度も仕掛けてくる可能性があるだけでなく、逆にストーカーを刺激してしまうことになりかねません。

行為がエスカレートすることを防ぐために、ストーカーが盗聴元であると考えられる場合には、警察などに相談することが身を守ることになります。

 

盗聴から身を守るために

それでは、そんな盗聴から自分の身を守るためにはどんな対策をとればいいのか。

主な対策として、以下のようなものがあげられます。

・家の中をしっかり調べる
いま一度、本当に家の中に盗聴器が仕掛けられていないか調べましょう。

・発見センサーを使う
盗聴器から発信される電波から、仕掛けられている場所を特定してくれます。

・むやみに人を室内に招き入れない
盗聴されないようにするためには、そもそも盗聴器を仕掛ける隙を与えないということが重要になってきます。
現代では、簡単に合鍵の複製も出来てしまうので、信頼関係が崩れてしまった人がいる場合は、家の鍵を変更しましょう。

・見覚えのないものは撤去する
気をつけていたのに、盗聴器を仕掛けられてしまった。そんな場合もあると思います。
掃除しているときでも、普段何気なく過ごしているときでも、どんなときでもいいです。見覚えのないものを見つけたらすぐに盗聴器を撤去し、場合によっては警察に相談をしましょう。

・外から見える情報を無くす
留守時に盗聴器を仕掛けさせないために、生活パターンを予測しにくくさせることが大切です。
カーテンを遮光カーテンに変えたり、ドアスコープに目隠しをしたり、細かなところまで対策をしましょう。

 

市販の盗聴発見器は役に立つ?

トラブルが多くなるに伴い、対策も増えていきますよね。
盗聴発見器が市販でも販売され、一般人でも購入できる環境になりました。

しかし、市販の盗聴発見器が必ずしも役に立つのかと聞かれると難しいところなんです。たしかに、市販の盗聴発見器で発見できる盗聴器もありますが、その種類はごくわずか。市販の盗聴発見器を購入するよりも、きちんと専門の知識を得た人に撤去してもらう方が、安全かつ確実です。

 

場合によっては盗聴器の撤去に資格が必要

もしも盗聴器を見つけたら、一刻も早く撤去したいですよね。しかし、盗聴器が仕掛けられている場所によっては、撤去するために資格が必要なことを知っておいてください。

以下のような場所に盗聴器が仕掛けられている場合、撤去するために国家資格が必要となります。

・電話、光ケーブル、ケーブルテレビなどの端子函
・電話回線
・コンセントの裏側
・電源、電話の保安器

配線に仕掛けられた盗聴器を撤去する際に、ショートなんてさせてしまったら大変ですよね。
損害を与える可能性がある場合に、資格が必要になります。

 

盗聴器の発見は探偵へご相談を

盗聴器を発見するにも、撤去するにも、自分の知識だけではなかなか難しいのが現実です。

不安も伴うことなので、自分だけで考えず、探偵へ相談することがオススメです。しっかりと親身になって対応してくれますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

盗聴の概要や盗聴器の種類、盗聴する目的など幅広く見てきました。盗聴器を発見した場合でも、仕掛けられている場所によっては国家資格が必要となるので、焦りは禁物です。

そんなときは、探偵へ相談し、一人で悩みを抱え込まないようにしてくださいね。