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なかなか相談できないストーカー被害を穏便に解決!

一人夜道の帰り道、ふと誰かに付けられているかもと思ったことはありませんか?
ストーカーされているかもしれないという恐怖心を抱きながら、日常生活を送っていると心を病んでしまうかもしれません。
だからといって、「かもしれない」で行動を起こすことは難しいものです。

ですが、エスカレートしていくストーカー被害に遭われた方の多くは、最初のストーカー被害に気付きつつも行動を起こさない人が多いのです。

一体どうしてストーカー被害の相談が出来ないのか、簡単にご説明致します。

ストーカー被害を相談できない理由

ストーカー被害の初期の多くは、「もしかしたら誰かに付けられている?」と感じるものです。

しかし本当にストーカーされているのかどうか、という疑問が最初に浮かぶことが多いです。
そもそもストーカーの基準が分からないという人も多く、相談を後回しにしてしまいがちなのです。

まずは警視庁の発表を元に、ストーカーの基準を見てみましょう。

ストーカーの基準が分からない

ストーカー規制法という法律が存在しますが、それにより規制の対象となるのは主に「つきまとい等」「ストーカー行為」の二点です。
参考:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/dv/kiseho.html

つきまとい等というのは被害者を尾行しつきまとう、あなたの行動先(通勤電車等)で待ち伏せをするなど、あなたの自宅や職場の近辺でうろついたり、直接押しかけたりする事だけではありません。
あなたが帰宅した直後に自宅へ電話を掛け、監視しているかのように思わせる行動や、生き物の死がいなど不快に思わせるものを送りつけることも規制の対象です。

ストーカー行為というのは上記のつきまとい行為を警察へ相談した際に扱いが変化するもので、内容はほとんど同じです。
被害者の申し出に応じて、証拠を元につきまといを繰り返している相手へ直接警告を行うことで、つきまといをやめるケースが多いです。

どこからがストーカー?

正直に言って、ストーカーのラインというものは存在せず、全く知らない人物から一方的に好きになられるのが犯罪とは言えません。積極的なアプローチも、好きな人からされた場合は好意的に受け取れますが、嫌いな人からは嫌な気持ちになります。

このように、同様の行為をしていても当人がどのような感情を抱くかで結果は変わります。
相手のつきまといに対して嫌な気持ちを抱いたのであれば、それはれっきとしたストーカーと言えるでしょう。

ストーカー対処法

なぜストーカーされたかも分からない状況では、なおさら対処法に困ります。何か行動すると余計に悪化しそうで怖いと思い、何も出来ずにいる方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな方へ向け対処法をご紹介します。

曖昧でもまずは相談してみる

不安を抱えながら生活を送るのは厳しいもので、「もしかして…?」と思った段階で信頼できる人へ相談してみてはいかがでしょうか。

またストーカー被害では1人になった所を襲われてしまうケースが存在します。常に友人といられるような場を設けるのも大事ですが、いつまでも一緒にいる訳にはいきません。

そんな場合は警察に相談してみることをおすすめします。
証拠がなければ動くことは出来ませんが、「警察へ相談した」ということが相談実績として残り、後々ストーカー被害が悪化した際に証拠として扱われるケースもあります。

曖昧な状況でも行動を起こすことで、その後の危機を回避できるかもしれません。

逆上させない

ストーカーの多くは、元恋人のような恋愛関係にあった人物です。
「ストーカー被害に遭っている」と相談した相手が異性で、その人と親密なオーラを醸し出しているのをストーカーに見られでもしたら、逆上する恐れがあります。

また、おとなしいターゲットを狙ってストーカー行為を繰り返している男性は「自分の思い通りになる」ことに強い満足感を得ているケースも多く、無理に反抗してしまうと行動がエスカレートし、危険性が増す恐れがあります。

ストーカー被害が表面化する加害者の多くは、自身を客観的に見る事が出来ない人物で、相手を思いやる気持ちを持ち合わせていません。
個人で何らかの対策を取ろうとすると逆上され、事態が悪化してしまう恐れがあります。まずはストーカー被害を警察や探偵、周囲の人間に相談し、着実に証拠集めを行いましょう。

相談された側の対応

身近な人がストーカーに悩んでいることを知ったとき、加害者が遠巻きで見ているだけならまだしも、いつ行動を起こし友人へ危害を加えるか分からない恐怖は、居ても立ってもいられないかもしれません。

しかし、前述したようにストーカー被害の基準は曖昧な部分が多いため、一度立ち止まって考えてみることも必要です。

被害状況の確認

精神的に病んでしまった人に多いのが「ストーカーされている」という思い込みから、どうやって自分の行動を把握しているのか、という事を把握するために相手を「ストーカーする」、その結果相手はストーカーでもなんでもなく、真のストーカーは自分だったというものです。

ストーカー被害はまず事態を客観視する事が重要です。
被害者は精神的に参ってしまうため判断力も鈍ってしまいます、一体どのような行為が行われたのか?まずは被害状況を冷静に確認してあげる事が重要です。

第三者から見て間違いなくストーカーされているような被害状況であれば、警察の協力を仰ぐためにも、ストーカーの証拠集めの協力をしてあげましょう。

警察への相談を促す

警察はストーカーの相談に消極的だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、様々なストーカー事件をきっかけに、今ではストーカーの被害届は即日受理する事が原則とされています。

しかし、「ストーカーされている」という証言だけでは中々動くことが出来ません。

電話により脅迫されたり、変なものを送りつけられたといった相談があればそれを保存するよう助言してあげましょう。
こういった証拠を集めた上で警察へ相談すれば、ストーカーへ警告してくれた上で監視をつけてくれるでしょう。

相談された側の注意点

ストーカーの被害者は精神的苦痛を味わっています、「なんとかしてあげたい」という気持ちを抱くのも理解出来ますが、第三者だからこそ冷静にならなければなりません。

ストーカーに攻撃的にならない

友人を思いやる余り、ストーカーへ敵意を剥き出しにしてしまう方がいらっしゃいますが、ストーカー加害者は攻撃的な煽りを受ける事で、より一層ストーキング行為を悪質なものへと変えてしまいます。

常に一緒に居て被害者を守り続けることは出来ません、相手を煽るのは自己中心的で無責任な行動と言えるでしょう。
ストーカーと直接対峙するのは警察に任せることが一番の方法です。まずは冷静にストーカーがどういったことをするのか相談に乗り、確実に被害を食い止められるよう着実に証拠を集めましょう。

相談を受ける際、曖昧な返答はしない

いつも誰かに見られていると感じ始め心を病んでしまう方も少なくありません。
相談を真剣に聞き、心の支えとなってあげるだけでもストーカーの被害者は楽になります。
判断力が鈍ってしまう被害者に変わり、警察への相談を促したり、証拠集めを協力するなど的確な対処をしてあげる事が重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか
ストーカーは精神的なストッパーが存在しないからこそ発生してしまうもので、いつ事件に発展するか分かりません。
最近ではストーカーの相談専用窓口なども存在します。「もしかしたら」と思ったら即座にプロへ相談する事をおすすめします。