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なぜ家出は多い?家出の理由と対策法まとめ

年間8万件以上発生する家出。事件に巻き込まれるケースや、失踪の末に自殺をしてしまうといったこともあります。この記事では家出が起こる理由と、家族が家出をしてしまったときの対応方法について詳しく解説していきます。

家出をする心理と理由

家出の心理

家出は心理的ストレスからくるものがほとんどです。友人関係や家族関係、配偶者との関係など、心が疲れ切ってしまった結果、そこから逃げ出したいという気持ちが家出という行動に発展します。

家出をする理由

・家族との喧嘩

親しい中にも礼儀ありとはいいますが、家族との言い争いであまりにもひどい言い方をされ、心が傷つき、家出にいたることがあります。家の中に自分の居場所がないと感じることで、家からいなくなります。特に傷つきやすい思春期の子どもに接するときには注意が必要です。

・浮気・不倫

家出をするのは子どもだけではありません。結婚していても配偶者より好きな人ができた、という理由で駆け落ちのように家出をしてしまうケースがあります。

・介護疲れ

自分の親の介護や、配偶者の介護などで心が疲れて家出をする場合があります。介護するのは仕方ないという気持ちから、介護について愚痴を吐いたり、ストレスだと感じること自体をいけないことだと思い込んでしまい、どんどんと孤独にストレスを抱え込んでいきます。そしてどうしようもなくなったときに家出をします。また、介護はしていなくても義理の親と同居している際にはある程度のストレスはあるものですので、日頃からのケアが重要です。

身内が家出した時にとるべき行動

捜査すべきタイミング

家出や失踪した人を探し始めるのは、早いに越したことはありません。いなくなってから1週間を過ぎると、発見率は10分の1以下になるというデータもあります。喧嘩や言い争いでいなくなったなどではなく、家出の理由に検討がつかない場合には、事件に巻き込まれている可能性も高いです。早めに捜査を始めるべきでしょう。

家族として取るべき行動

・相手が持っている携帯電話に連絡する。

まずは、連絡が取れるかどうかの確認をしましょう。携帯電話にGPS機能があれば、早期発見につながります。

・学校に連絡する

子どもの家出の場合は、学校にも連絡しましょう。そうすることでそもそも学校には行ったのかどうかが分かりますし、もし家出だということになれば学校側も捜索に協力してくれるでしょう。

・警察に捜索願を出す

手掛かりが見つからないという場合は、事件に巻き込まれている可能性があります。警察へ捜索願を出すなんて大それていると思わずに、早めに提出することをおすすめします。しかし、警察は事件性がある疑いがないと本格的に捜査はしてくれません。思春期や反抗期の子どもが帰ってこない、という話をしても

ただの家出だと思われれば捜査は行われません。

・探偵に依頼する

自分たちで探すのに限界を感じたら、探偵に依頼するということも1つの方法です。しかし、探偵が調査のプロだといっても、家出から時間が経てばたつほど調査が難しくなるということは変わりません。最後の手段と考えるのではなく、早い段階から候補にいれておいた方がよいでしょう。

家出時の主な行き先と調べ方

主な行き先

・知人の家・実家

最も多いのが友人の家にしばらく滞在させてもらっているという場合です。大人の家出であれば実家ということもよくあります。どちらも友人や実家から連絡をもらうことで安否確認ができれば、一安心ではあります。

・ネットカフェ

ホテルに比べ安価に寝泊りできるという点で家出先の候補として挙げられます。近年では条例により、身分証の提示が必須な地域もありますので、ネットカフェに泊まっているのであれば、見つけやすいでしょう。

・車の中

車を所持していれば、雨風が防げますし、冷暖房も使用することができます。大人の家出であれば、まず自動車の有無の確認をしましょう。

・ネット掲示板で知り合った他人の家

本格的な家出の場合、行先を知られまいとしてネット掲示板で知り合った全くの他人の家に転がり込むというケースがあります。この場合、泊める相手からわいせつな行為を強要されるという犯罪が実際に起きています。

・コンビニ・ゲームセンター

子どもの家出に多いのがコンビニやゲームセンターなどの、普段自分が利用しているところで時間をつぶしているというパターンです。

行き先の調べ方

家出人と連絡が取れないという場合は、相手の所持品がヒントになる場合があります。着の身着のまま、着替えなどを持って行っていない場合は、近くにいることが多いです。逆に着替えや貴重品を持って出ていった場合は、公園や橋の下で野宿ということは少なく、友人知人宅やホテルに身を置いていると考えられます。また、病気を患っている方は、かかり付けの病院にすぐ行ける距離の範囲に身を潜めていることが多いです。

家出は一度じゃ終わらない?

意外と多い「家出の再発」

家出は突発的なものもありますが、基本的には精神的なストレスが原因になっています。そのため、家出をしてその後帰ってきても、ストレスの原因が解決していなければ、家出は繰り返されます。なぜ家出をしたのかをきちんと見つめ直し、心を開いて本人と話し合う必要があります。

家出の再発を防ぐために

大人の家出の場合は、家族との話し合いで折り合いがつき、その後どうしていくかということが決められることが多いです。その場合は、家出の再発は起こりづらいと言えます。しかし、子どもの家出には両親へのサインが秘められていることがあります。子どもの家出は「自分が大切にされていない」「家に居場所がない」という思いから発生することがほとんどです。特に両親が不仲の場合は注意が必要です。また、子どもは「自分のことは自分で決めたい」という気持ちを持っています。ですので、日ごろから子どものしたいことや、進路などを頭ごなしに否定するのではなく、きちんと話をして信頼感を深めていくことが重要です。

まとめ

自分の子どもや家族が家出してしまったときの対処方法・捜索方法について解説しました。家出は大人子ども問わず、心理的ストレスが発端となることが多いです。そしてその気持ちが高まり、「自分の居場所はここにはない」と感じたとき、家出という行動になって現れます。まず家出を防ぐためにはお互いの信頼関係が何より大事と言えるでしょう。子どもであっても、相手を一人の人間として話を聞きましょう。また、大人であるがゆえに世間体などから不満を口に出来ないこともあります。知らず知らずのうちに我慢させていることがあるかもしれません。家出から犯罪に巻き込まれるケースもあります。家出から時間が経てばそれだけ見つかりにくくなるばかりでなく、手持ちのお金がなくなり犯罪に走るということもあり得ます。早めに警察に捜索願を出すことも重要ですし、探偵に捜索を依頼するということも有効な方法です。まずは、身内だけで探すのではなく広く相談しましょう。家族が無事に帰ってきてくれることが何より重要です。