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親権の有無は何が違う?メリットやデメリットを解説!

一生を添い遂げるつもりだったパートナーとの仲が悪くなり、離婚を決意したものの「子供をどちらが引き取るのか」という点について言い争いをする夫婦も多いでしょう。

「パートナーへの愛情は尽きたけれど、子供への愛情まで失ったわけじゃない。」という子供への愛を阻むかもしれないのが「親権」という存在です。

そもそも親権とは一体どういうものなのか分からない方に向け説明した上で、親権を勝ち取るには一体どうすればよいのか?親権が無いと子供に会えないのか?といった疑問にもお答えします。

 

親権とは

親権(しんけん)とは、成年に達していない子供を監護、教育しその財産管理を担う権利で、お子さんの父母に代理人として与えられる、法律上の権利や義務の事を指します。

では、実際に親権に含まれている権利とは一体どういったものなのでしょうか?

・監護権

民法820条「親権を行なう者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し義務を負う。」

参考:https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC820%E6%9D%A1

これに付随して、親権を持つ親は監護・教育を遂行するべく子供がどこに住むのか、居住地を指定する事が出来ます、これを居住指定権と言います。

・財産管理権

民法824条「親権を行なう者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する」

参考:https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC824%E6%9D%A1

親権者が未成年の子供の財産を管理し、その財産に関する法律行為を子に代わって行う権利のことを言います。しかし子供が巨額の富を築くケースは少ないため、財産管理権は多くの場合意味を持ちません。

 

親権取得の流れ

親権をどちらか持つのか予め決めなければ、そもそも離婚することが出来ません。それを踏まえ親権を争う上で、どういったケースが考えられるのでしょうか。

  1. 離婚をするのかしないのか夫婦関係を調整するための調停の場
  2. お互い離婚に同意しているが、どちらが親権を持つか争いを起こしている調停
  3. 離婚時取得できなかった親権を、再度認めてもらうために行われる親権者変更調停

主にこれらのケースによる調停の場で親権を取得する事が出来ます。

この調停の場では、

・調整調停申立書

・申立人の印鑑

・申立人・相手方の戸籍謄本

といった書類が必要になります。

 

親権を勝ち取るには

「慰謝料も財産分与もいらない、どうしても親権だけはほしい」と考える方も多くいらっしゃいます。子供への尽きぬ愛を親権に妨げられないためにも、冷静に親権を勝ち取らなければなりません。

 

親権の決め方・判断基準

まず親権を争う前に当事者同士で話し合いを行い、そこで決まらないなら調停へ持ち込まれます。しかし、第三者を交える調停の場でも決まらない事がありますので、最終的には裁判所に決めてもらうという流れになります。

結局の所、どうしてもという意思を持っている場合は裁判所の判断により決められるといっても過言ではありません。そんな裁判所による判断基準がどういったものなのか、親権がどういうものなのか考えれば分かりやすいでしょう。

親権者は社会的に未熟な子供を保護して成長を手助けしていかなくてはならない、という義務があります(監護権)。成長の手助けというのは簡単ですが、子供の学費や養育費など子供に不十分な生活をさせないか?というのが焦点になります。

社会的に見て子供の成長を妨げない方に親権が渡される場合が多いです。

 

父親の親権

子育てというと女性に委ねられることが多かったのですが、昨今では男女平等という観点から父親が親権を持つケースも増えてきています。共働きではなく、子供の育児を妻に任せ仕事に集中している夫の場合、妻に経済力がなければ夫が親権を取るのが妥当だと考える方もいます。

しかし、子供にはケアが必要で愛情を注いであげなければいけません。仕事をするのも愛しい我が子の為とはいえ、子供にはそれが伝わらないのです。

働く以外にも子供のために時間を設けなければならず、子供愛しさで親権を取ろうとするのではなく、子供のためを考えどちらが親権を取ったほうが良いのか冷静に省みる事も重要です。

 

有責配偶者でも親権は取れる?

有責配偶者とは、婚姻の破綻の原因のある側の配偶者を指します。離婚の原因を作ってしまった側ですので、親権を取得するのは一般的に考えて難しそうですが、実際はどうなのでしょうか。

親権はあくまで「子の福祉」を重視して判断されます。

相手方との調停や裁判では、浮気などの不貞行為を行ったあなたを批判する内容が飛び交うかもしれません。確かにそれはマイナス要素ですが、それが親権に直結すると考えるのは早計です。

あくまで親権は「子供にとって良い環境」をどちらがより良く提供できるかというのを判断するものなのです。有責配偶者だから親権は取れないとお考えになる前に、まずは弁護士など適切な機関へご相談ください。

 

親権の有無で何が違う?親権があることでのメリットは?

非親権者は、親権者に対して毎月養育費を支払わなくてはいけません。更には、会社等の扶養手当などをはじめとした社会的な援助も受けることができなくなるため、このように「扶養手当を受けられる」ということは親権者であることのメリットと言えます。

また、親権がないと「日常的に会えなくなる」こともデメリットになりえますが、面会が認められればある程度のスパンで限られた時間ではありますが、子どもとの時間を過ごすことができます。それでは詳しく紹介していきます。

 

親権がないと面会できない?

同居していない親が子供と会ったり、連絡を取り合う事を「面会交渉」と言います。

この面会交渉は親権を勝ち取ることが出来なかった人が子供と遭うために設けられるものですが、一体どういった条件が設けられているのでしょうか?

民法第766条では

「父又は母と子との面会及びその他の交流について必要な事項は、その協議で定める。この場合においては、子の利益を最も優先して考慮しなければならない。」とされています。

参考:http://www.houko.com/00/01/M31/009.HTM#766

つまり具体的な条件は定められていないのです。

しかし最大限の愛情を持って子育てをするというのは、父性と母性両者のバランスがあってこそです。

子の利益を最も優先して考慮しなければならないとあるように、特別な理由が無い限り親権を持たない側の面会交渉を拒否する事は不適切であると言えるでしょう。調停や審判の場でも、多くの場合では面会交流を認めるよう命じるケースもあります。

しかし子供へ暴力を振るったり、精神的なトラウマを植え付けてしまっている場合など、面会を認めることで子供へ悪影響を及ぼすと考えられる場合は、面会交流が認められない可能性もあります。

 

親権と監護権の分離について

通常、両親には子供の親権者ひいては法定代理人として法律的な行動を取れる権利と共に、子供を監護するため、共に暮らし成長を手助けする権利義務を持っています。

しかし、夫婦が離れ離れになった際これもどちらかに偏ることが多いのですが、場合によっては子供を思うあまり権利を捨てきれず、この2つが分離するケースがあります。この場合不都合が生じてしまう可能性があります。

例えば、お子さんが交通事故に遭ってしまった場合、監護権を持ち普段共に暮らしている一方が手術に同意しても、もう片方の親権者の同意がなければ手術が出来ないケースもあります。

医療において迅速さに欠けてしまうのは非常に危険でしょう。

しかしそれでも夫婦が共にお子さんとの繋がりを失いたくないとして、両者が納得するために分離する形で親権と監護権を分ける方がいらっしゃいます。

ケース・バイ・ケースとも言えますが、もっとも大切なのは子供の利益を優先することです。どちらがお子さんに対して良いことなのかじっくりと検討して決めるべきでしょう。

 

親権のメリットまとめ

いかがでしたでしょうか。子供を愛するあまり、子供の利益を優先することが出来ない人も多くいらっしゃいます。しかし子供を真に愛しているのならば、子供が最も幸せになれる選択をしてあげるべきなのは言うまでもありません。

夫婦間のトラブルがヒートアップして考えが鈍ってしまうのはよくあることです。

親権の有無は、人によってはメリットに感じる部分もデメリットに感じる部分も変わってくるかもしれません。しかし、親権の有無のメリットやデメリットを考えるのは、自分の損得の話でしかないのです。メリット・デメリットといった自分の損得のことではなく、子どもにとってどちらが幸せかを考え親権者を決めるべきなのではないでしょうか。